肩こりについて

 皆さんは、肩こりと聞いて、まず思い浮かぶ原因として姿勢を挙げられるのではないでしょうか。
もちろん、姿勢が悪いと頸椎が圧迫され肩こりになります。しかし、肩こりは姿勢だけでなく、ストレスや内臓疾患、つまり内臓の疲れからくることもあるのです。
今回は最近増え続けている内臓の疲れからくる肩こりについてみていきたいと思います。
まず、肩こりと言ってもその原因は肩だけではないことを知っておかなくてはいけません。実はそのほとんどの原因は肩以外の部位に原因があり、それが症状として肩に出たにすぎないのです。今回お話する、内臓疾患からくる肩こりの原因の一つに現代人の食生活が挙げられます。
特に精神的ストレスからの食べ過ぎが肩こりと深く関係があります。食べ過ぎると胃が重くなり、体の奥の方から筋肉や神経を引っ張るので肩こりになります。
人間は精神的にさみしいなど、精神的に満たされていない時、すなわちストレスがかかっている時などに物をたくさん食べる傾向があるようです。食べ過ぎが長く続くと肩こりといった症状だけでなく他の病気に繋がりやすくなってしまうことも知っておきましょう。
内臓の疲れによる肩こりのもう一つの原因に夜遅い時間や寝る前に食べる食事が挙げられます。朝昼晩と働いてきた胃腸にとっての寝る前の食事は負担にしかならないので、できるだけ避けるようにしましょう。なぜなら、本来胃腸が休まるはずの時間に物が入ってくるわけですから、寝ている間も消化、分解、吸収するために内臓は休む間も無く働きつづけることになるからです。そうすると、しっかり睡眠時間をとったつもりでも前の日の疲れが抜けず、肩こりや体がだるいなどの疲れが蓄積しやすい体になってしまうのです。
このように食生活と肩こりは一見関係がないように思われますが、実はとても密接な関係があります。なので、肩が痛いからといって、肩だけに磁気ネックレスをしたりしてもこういった食生活が原因の肩こりはなかなか治りにくいのです。
こういった肩こりを解消する方法としてマッサージが有効です。なぜなら全身に走るツボはすべて内臓と繋がっているため、そのツボを刺激していくマッサージはとても効果があるのです。そして、マッサージと並行して、内臓の調子を整えるようにすると根本的な解決になります。そのためには、食べ過ぎないこと、就寝前の食事は避けること、冷たい飲み物よりは暖かい飲み物をとるようにし、体を冷やさないことが大切です。